既成概念の崩壊

先日の宝塚阪急に出店した際に痛切に感じた。

“今は何も必要じゃないんだね。”

先が見えないこの世の中で、消費動向は確実に冷え込んでいる。

“今”必要な物やセール品や買うけど、それ以外は様子見。

これからは本質が見抜かれる時なのかもしれない。

ある方が言っていた。

「コロナ渦で淘汰された企業や店は結局消費者から、世間から必要とされていなかったことの証明だ。」

まさに!

企業体力があるのなら積極的な攻めの展開で良いが、そうでないのならリスクヘッジと攻めのバランスを慎重に考え、常にバランスをとらなければ足元が揺らいでしまう。

感染経路不明の市中感染が増える中で、いつかは集団免疫が構築され、ワクチンが開発され、特効薬が開発されるだろうが、それまでの半年〜1年の間は消費動向が大きく変わるだろう。

個人的な想定を上回る早さで第2波が来ている。

そして、言われていたように暑さや湿度は関係ない事が証明された。

誰がサイレントキャリアになっていてもおかしくはない世の中。

今までの価格を下げるための大量生産・大量消費時代。

そして、物流の発展で招いた在庫レス・即レスポンス時代。

これら今の時代の”当たり前”が崩れていっている。

消費者は安さや利便性を求め、企業はそれを叶え、需要を広げ、売上を上げてきた。

だが、広げたことで薄い需要も取り込むことを想定した計画では、今回のような事態ではたちまち立ちゆかなくなる。

テレワークのでオフィス需要や

移動制限や抑止で供給過剰の運輸

飲食店も同じく。

そこまで必要か?

あるいは、ハードを絞ることで、ソフトを柔軟にして対応していく工夫が必要なのではないか。

通勤需要の減少で列車本数の削減

平時に混む

↓○            ↓×

働く時間を変える     列車本数を増やす

この考え方の違いが大事だと思う。

確かに余剰人員の問題などがある。

ただ、こういった考えで進んでいかなければ生き残れない時代だと思う。

サロンを見てもそうだ。

一店舗を回すだけの客数は何人だろう?

それは客単価と来店頻度の乗数で表される。

一日に多くの客数をこなさなければならない店は、密になり嫌煙され、客数が減るから回らなくなり潰れる。

一方で一日2組で回していたお店は、変わらず密にならず、続くだろう。

当たり前だが、単に客数を減らせば良いという物ではなく、何の付加価値を付けられるかが大事だ。

商品の話でも

安くてそこそこの性能の商品を作れば市場を取れる。

つまり、代替として既存既製品市場を刈れば済む。

一時的には大きくシェアを伸ばせるが、結局同じ手を使われると瞬間で置き換えられると言う裏返しでもある。

ならば、他社が入って来れない参入障壁を作るか、入ってきても置き換えられない”なにか”を持つしかないのだ。

それがつまり先の「ソフトを柔軟にして工夫」である。

ウチは独自路線を進んでいる。

真似されるかもしれないが、

少数だ。

なら参入障壁を構築するという最もハードルの高い施策を講じることが可能かもしれない。

【消費者需要に自分を合わせる】センスや嗅覚を持つことも大事だ。

だが、

【自分に消費者需要を持って行く】ということも大事だと思う。

偉そうに言っているが、ウチが1年後、3年後、5年後に存在しているかは分からない。

ただ、研究者として真摯に科学と向き合って、それを伝えていくしか出来ないだろう。


ルリユール合同会社(Reliure LLC.)

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ルリユールはフランス語で「装丁」という意味があります。化粧品が好きなをお客さまを取り巻く様々な悩みを化粧品研究者である私たちが情報を提供し、少しでもみなさんの役に立って、魅力的に、心豊かになってもらえたらと思っています。

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