「ミナ ペルホネン」 の考え方

“つづく”展覧会

皆川明氏の展覧会を兵庫県立美術館へ見に行ったことがある。

展示の中には椅子の座面であったり、コートなど使い倒しても、さらに奥から新たな顔を見せるその作りに圧倒された。

彼のモノ作りに対する並々ならぬ思いが伝わってきた。

座面の布が破れたら終わりではなく、裏地の新たな顔が見えてくる。そこから更にスタートなのだ。

こんなモノ作りをしている人、見たこと無い!

おもしろい!!

飽きの来ないデザインと、使い倒してもまだ使える作り。

本当にモノを作るのが好きで、モノを大切にしたい人なのだなぁ〜と思えた。

来年着ない服は作らない

2021.11.17の日経新聞に載っていた記事だが、

「Nextストーリー その服、サステナ?」という記事の中で、皆川さんのミナペルホネンが取り上げられていた。

大量生産・大量消費が前提とされているアパレル産業において、「持続可能なモノ作り」をされている皆川氏が取り上げられている。

今年着て来年ゴミになるような服は作らない。セールもしない。同じデザインを定番化して何度でも使う。売った商品はたとえ靴下でも修理する。

2021.11.17 日本経済新聞

同じモノ作りをしている私としては共感出来る。

私自身もルリユールの中でのモノ作りは同じだ。

流行り廃りが激しい化粧品の世界の中で、トレンドをあえて追わずに、旧来から使われている”古い原料”を使って商品を作っている。

その商品も幾世代に渡って使い続けることが出来る作りとしている。

これはこの間記事にした「三世代化粧品」という考え方だ。

「来年トレンド落ちして、廃盤・リニューアルする商品は作らない。」

これがモットーだ。

可能な限りOEMのお客さまにもそれを貫いている。

わがままですいません。

でも、それが使用者(エンドユーザー)の方にとって大切な一つの要素だと思う。

私はそんなモノ作りをしていくために、ルリユールを作った。

同じ価値観でモノ作りをしている皆川さんの作品に触れたとき、ちょっぴり嬉しかったし、先を越されていることにちょっぴり悔しかった。

ルリユールが続く限り、この考えを貫き通したいと思う。


こちら公式YouTubeチャンネルにて放送しております。

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