





久しぶりにF3へフィルムを装填しました。
すっかりデジタルに慣れきっているので、たどたどしい手つきでフィルム装填をして、あってるか??などとドキドキしながらフィルムカウントを「0」にしました。
天気にも恵まれていたこと、露出計内臓のF3であること、からISO100のT-Maxを使いました。
使用期限からかなりの時間が経っているので、どこまで現像で上がってくるのか……












やはりと言うべきか…途中で電池が無くなりシャッターが切れなくなりました。
こんな時、F3には”緊急用シャッター”があります。1/60でしか切れないのですが、電池が無くても”今”を切り取る為に設けられたレバー。まさしくF3が報道などで使われていた当時のフラッグシップ機であることを感じます。
フィルムが古いからか、久しぶりにフィルムだからか、露出があまり決まってませんね。
ややオーバー気味になっています。






今回はVoigtlender Ultron 40mm f/2を着けていきました。
この画角は使いやすいですね。
ファインダーを覗き、絞りを決めて、フォーカスを合わせる。
そしてシャッターを切る。
手に伝わるミラーの振動とサウンドがたまりません。
そして次に備えてフィルムを巻き上げる。
この一連の所作が好きです。
今はモノクロフィルム1本が千円を超えます。
現像代もカラーフィルムよりも高く、現像所へ出すので時間もかかります。
昔はモノクロフィルムの方が全てにおいて安かったのに…
今となってはすべてが需要と供給によって価格が変わってしまいましたね。
それでも楽しく撮影出来たし、仕上がりを見て、
やっぱりフィルムの画だな♪
などと喜んでいるわけです。



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