この物語は主人公「るり」がグラン博士に出会い、大きく成長する始まりの物語です。
るり
はぁ・・・なんでこんなにうまくいかないんだろ。
今日も振られちゃった。(涙)
何回かデートもしたし、良い雰囲気だったし、そろそろかな・・・？って
思ったのに、、、、
おまけに、仕事までうまくいかない。
はぁー。
もお本当に最悪！！
落ち込んでいる主人公「るり」の普段を少し紹介します。
20代後半の女の子。
仕事は研究職で、今風に言うなら「リケジョ」です。
理系らしく物事を合理的に考えるため、恋愛やファッション、おしゃれに対しても合理的に考えがち。
そこが問題で、恋愛もなかなかうまくいかないのです。
彼女は本当はとても女の子らしく、素敵な女子なのですが、合理性が前に出てくるので相手に”るり”の良さがなかなか伝わらないのです。
言わば、噛めば噛むほど味が出る「スルメ女子」なのです。
グラン博士
バシッ！
るり
ヒィッ！！
グラン博士
あ〜ぁ〜。何もわかっちゃいない！
だから、ダメなんですよ。
頭の先から足の先まで、そんなのなのに、自分では『そこそこカワイイ。』とか、『家庭的だし。』とか思ってるんでしょ？
いいですか！
あなたがうまくいかないのは、エネルギーを注ぐところがズレているからなんですよ！
あぁ〜もぉ〜、腹が立ちますねぇ！
見ていられませんよ。
あなたをうまくいくように鍛え直してあげます。付いてきますか？
るり
「・・・・・・」
グラン博士
返事は！？
るり
「は、はい。」
グラン博士
では、１ヶ月の今日。デートに行くつもりでこのお店に来なさい！
デートの格好ですよ！おしゃれもしてくるのですよ！
わかりましかた？
るり
「はい。」
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