化粧水の量と回数について

化粧水を構成する成分のほとんどが水及び水溶性成分です。

理論上、肌表面の薄い角層に吸収される水の量は限界があります。そのため、パンパンと肌を強くたたいたり、必要以上に何度も重ねづけする必要はありません。

化粧水を手のひらに少量とり、やさしく押さえるようになじませ、重ねづけしましょう。

しかし、多くの方の化粧水使用量が少なすぎると思います。

化粧水1mLをスポイトで測りとって手のひらの上に置くと、おおよそ500円玉サイズになります。
しかし、みなさんの手のひらの上に1mLを乗せると、「えっ⁉︎こんなに多いの?」とほぼ言われます。

それほど皆さんの使っている化粧水の量が少ないということです。

化粧水が少ないと肌は潤いきれません。

おすすめは2度づけ、3度づけです。

確かに理論上は肌が吸収できる水分量には限りがあります。

しかし、使用量にバラツキが多いのであれば、少ない量でも数回に分けて使ってもらってトータルの使用量を上げてもらうことが良いと思います。

また、皮膚内への拡散性を考えると玉突きやトコロテン方式ではありませんが、何度も重ね付けすることで、肌の奥へ奥へと浸透していくと考えています。

これは私の持論で証明されているわけではないのですが、毛髪ではこの理論は証明されています。毛髪に比べれば肌の方が浸透しやすいでしょうが、それでも同様の理論は当てはめることができると思います。

なにより実際に2度づけ、3度づけをされると肌の水分感は違って感じます。

一度試してみてください。

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