スキンケア商品は、開封してから数ヶ月という長い期間にわたって継続使用するものです。
また、目や口の周りにも使用します。
もし防腐剤等(防腐剤や防腐助剤)が入っていなければ時間の経過とともに雑菌が繁殖し、その結果、肌に刺激をもたらすことや、目などに入ると結膜炎などの目の病気を引き起こすことも考えられますので、やはり商品が腐らない程度には防腐剤等を入れておくべきだと思います。
ただし、必要以上に防腐剤等を配合することはやめた方が良いと思います。
多くの防腐剤や防腐助剤は微生物の細胞壁を破壊することで微生物の働きを抑えています。人間にも細胞壁がそこら中にあり、微生物のものとは若干異なりますが大きくは違いません。
微生物に対して効果があるのであれば、少なからず人間にも作用します。これが防腐剤等の“刺激”です。
ただ人間と微生物の大きさは雲泥の差ですから、人間にはほとんど作用しませんが、過敏な方は防腐剤等に反応してしまいます。
一応、化粧品に使用できる防腐剤は配合上限(%)が決められています。(防腐助剤には上限がありません。)
安全性が認められたものを適正な量だけ配合されています。
ただし!先の通り、防腐剤は完全には安全ではありません。「過去に特定の防腐剤によって肌にトラブルを生じた」ということがあれば、その成分を配合していない化粧品を選ぶようにしてください。
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