乳液もクリームも基本的には油分を補給するアイテムという点では同じカテゴリーなのです。
オイル→クリーム→乳液の順に軽い仕上がりになっています。
簡単に表現しますと、オイルに水を加えたのがクリーム、さらに水の量が増えたのが乳液というイメージでしょうか。
乳液とクリームの成分は油分以外はよく似ています。
ものの本には「乳液は流動性油分が多く、クリームより固形成分やロウ類の比率が少ないため、みずみずしく皮膚によくなじみます。クリームは油分が多くエモリエント効果が高い。」とあります。
確かに油分の種類の違い(液状油、固形油)もありますが、実際は高級アルコールの違いの方が大きいと思います。
そして、やはり乳液の粘度コントロールが難しいですね。
水と油という相反する物性の物が混ざり合っている乳化物において、粘度が緩いということは、油滴の動きを抑えることが難しく、経時的に分離しやすい傾向があります。
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