GC PRESS<リピジュア(R)> Vol.4

GC PRESS<リピジュア>- Vol.4

春になると花粉で肌がかゆい!荒れる!という方に朗報!

スキンケアでも花粉対策ができるんです◎

◉春に肌が荒れる理由

 季節の変わり目は、お肌の状態も揺らぎがちです。中でも、特に春になるとお肌が荒れるという方は多いのではないでしょうか。それもそのはず、春は、花粉や黄砂など、お肌の刺激となりうる物質が空気中に大量に飛散しているのです。冬の間の厳しい乾燥で、ただでさえ、お肌が敏感になっているところに、外部からの刺激というダブルパンチで、赤みやかゆみなど、深刻な炎症を引き起こしているケースが多く見受けられます。また、花粉対策としてマスクを着用することで、さらに悪化することも・・・。

<理由①>冬場の乾燥によるバリア機能の低下

以下の図は、健康な肌と敏感状態の肌の表面(角質層)を比較したものです。一般的に、皮膚のうるおい(水分量)は、健康肌の図にあるように、NMF(天然保湿因子)・細胞間脂質・皮脂の3つの保湿因子によって一定に保たれています。一方、乾燥肌の場合は、皮脂や細胞間脂質などの肌の油分が極端に少なく、角層内の水分が蒸散しているのがわかります。冬場のお肌は、外気や暖房などの影響で、常にひどい乾燥状態に晒されています。そうした環境下で肌の水分量が少なくなると、肌本来のバリア機能が失われてしまいます。そのまま春に突入すると、花粉や黄砂などといった、外部からの刺激を跳ね返すことができなくなり、それらが直接、皮膚に接触することによって、赤みやかゆみなどの炎症がおきます。また、一度起きてしまった炎症が治り切る前に、再び花粉や黄砂が触れることによって、さらに炎症がひどくなり、悪循環に陥ることも多く、春の肌荒れが長引くのはこのためです。

<理由②>花粉によるアレルギー反応

①の乾燥による炎症反応は、花粉症の人でも、そうでない人でも起こりうるトラブルです。一方で、花粉症の方は、①に加えて、花粉の接触によるアレルギー反応も同時に引き起こすため、一層深刻です。

以下の図は、花粉症のメカニズムをあらわしています。

基本的なメカニズムは上述の通りで、①で花粉が体内に入る経路が、鼻なのか目なのか、皮膚なのかによって、引き起こされるアレルギー症状が異なってくるという訳です。肌への作用に絞ってまとめると、花粉が花粉症の人の肌に接触すると、免疫システムが反応し、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンを放出することで、かゆみや赤みなどの炎症を引き起こすという流れになります。

◇ちょこっと余談◇

ちなみに!花粉症のお薬(内服薬)のほとんどは、④で放出されるヒスタミンを抑えることを目的とした抗ヒスタミン薬と呼ばれるものです!抗ヒスタミン薬はさらに、第一世代と第二世代とに分かれていて、第一世代だと、眠くなったり、目がしょぼしょぼする、喉が渇くなどの副作用でやすいとも言われていますので、お薬を選ぶ時には少し気にしてみてくださいね!

◉花粉や黄砂など春のトラブルからお肌を守ってくれるアイテム

グランコンクシリーズ リピジュア®

リピジュアは、人工臓器の表面処理剤として開発されたポリマー素材*で、医療現場でも使用されています。

(*ポリマー:同一の単体構造物が複数連なってできている物質、「重合体」「高分子」とも表現される)

<リピジュアの構造>

<リピジュアがおすすめなワケ①:ポリマー>

リピジュアは、同じの単体構造物が複数に連なってできている物質、「ポリマー」と呼ばれる構造をとっています。(「重合体」「高分子」とも表現されます。)ポリマー素材は、塗布すると、皮膚表面で膜を形成します。リピジュアは生体膜に近い組成なので、この膜がいわば、擬似皮膚の役割を果たすことになります。よって、外部から花粉や黄砂などの刺激物質がやってきても、リピジュア膜が間に入ってくれることで、刺激物質が皮膚に直接接触することがなくなります。

<リピジュアがおすすめなワケ②:生体適合性>

リピジュアは、非常に生体適合性の高い素材として知られています。その生体適合性の高さは、リピジュアが持つPC基(フォスフォリルコリン基)という構造に由来しています。PC基とは、細胞膜(生体膜)の主成分であるリン脂質の親水性部分のことであり、この構造があることによって、人の肌表面に高い親和性を示します。外部からの刺激や異物に敏感になっている状態の時は、あらゆるものに反応を示しますが、生体適合性の高いリピジュアであれば、拒絶反応なく使用できます。

◉使い方

普段お使いの化粧水またはお水を適量(約1ml)手に取り、そこにグランコンクシリーズ リピジュア®を2~3滴加え、手のひらでよく混ぜ合わせてからお顔に塗布してください。手のひらや指を使いながら、お顔を包み込むように、優しく化粧水を押し込んでください。その後は、いつも通りのスキンケアをおこなってください。

*万が一、刺激を感じる場合には、すぐに水で洗い流してください。

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