GC PRESS<リピジュア(R)> Vol.3

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GC PRESS<リピジュア>- ⅗ Vol.3

肌表面だけでなく、奥まで*しっかり水分を届けたい!お肌への浸透力を高めるコツってあるの?

(*角層まで)

◉お肌は水よりも油の方が好き?!

美しい肌を手に入れるためには、一、保湿、二、保湿、三、四、保湿、五、保湿!!!と言われるくらい、水分を入れ込むことが大切であることは皆さんよくご存じかと思います。しかしながら、たっぷりの化粧水をお肌に入れ込もうと、一生懸命スキンケアしていても、ずっと水分が肌の上を滑っているだけで、なんだかお肌の奥まで潤いが届いていない気がする・・・なんてこと、ありませんか?

それもそのはず、実は、お肌の最表面には、「皮脂膜」という油の膜が張ってあるため、本当は水よりも油との方が馴染みが良いのです。

◉肌の構造 <表皮>

皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3つの層から構成されていて、その最も表面にある層が表皮層です。表皮の厚さは、おおよそセロハンテープと等しい0.2mm程度で、3層の中でも最も薄い層です。表皮層はさらに、角層・顆粒層・有棘層・基底層と4つの層に別れます。

通常、化粧品などで外から潤いを届けられるのは、表皮層の角層までと言われています。よって、世の中に溢れている数多の化粧品は全て、このセロハンテープよりも薄いたった0.02mmの角層に、どれだけの水分を届け、留まらせることができるかを最大のテーマとして、化粧品研究者たちが昼夜、試行錯誤して生まれてきたものです。

角層の最表面を覆っている油の膜が「皮脂膜」です。「皮脂膜」は、肌内部の水分が飛ばないように守ってくれたり、外部刺激からお肌を守ってくれる大事な役割を担っています。しかしながら、この皮脂膜は油です。「水と油の仲」というように、外から水や化粧水がきても、油分が弾いてしまい、なかなか肌の奥まで水分が届きにくくなるということがしばしば起こります。

◉浸透性UPのコツは「仲介成分」にあり

上の皮膚構造のトピックで、お肌に潤いを与えるためには、①角層にたっぷりと水分を届ける必要があること、しかしながら、②角層の最表面は皮脂膜という油の膜で覆われているこため、せっかくの水分が弾かれてしまうこと、をお話しました。では、角層の奥深くまで水分を届けるにはどうしたら良いのでしょうか?答えはいたってシンプルで、【水とも油ともなじむことができる性質】を持った仲介成分を取り入れれば良いのです!この【水とも油ともなじむことができる性質】のことを、専門的な言葉では【活性能】【両親媒性】などと言われます。この性質を持った成分は、この構造上の特徴から、しばしば右のようなマッチ棒のようなイラストで再現されます。

この水と油を仲介してくれる成分が化粧水に配合されていたり、あるいは化粧水をする前の導入液に配合されていると、以下のイラストのように、<親油基>のおかげで、皮脂膜の油分に弾かれることなく、お肌に必要な水分を一緒に引き連れて角層内に浸透してくれるので、奥までたっぷりと潤いと届けることができるようになります。

◉肌の奥までたっぷり潤いを届けたい人におすすめの浸透促進アイテム

グランコンクシリーズ リピジュア®

リピジュアは、人工臓器の表面処理剤として開発されたポリマー素材で、医療現場でも使用されています。

<リピジュアの構造>

<リピジュアがおすすめなワケ:両親媒性>

リピジュアは、水になじむ部分<親水基>と油になじむ部分<親油基>を持ち合わせた両親媒性の成分です。上の構造図で黄緑で囲われている部分が、マッチ棒のイラストでいう頭の部分、<親水基>に当たります。また、リピジュアは、単に水と油になじむだけでなく、この<親水基>の部分が、人の肌の構造に極めて近いとされるPC基の構造を取っているので、肌への適合性が高いのも特徴です。

◉使い方

 化粧水(グランBウォーター)または水を適量(約1ml)手に取り、グランコンクシリーズ リピジュア®を2~3滴加え、手のひらでよく混ぜ合わせてからお顔に塗布してください。指先まで使いながら、お顔を包み込むように、優しく化粧水を押し込んでください。導入化粧水として、化粧水を塗布する前にご使用いただくのもおすすめです。その後は、いつも通りのスキンケアを行ってください。

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